
MANABI DESIGN SYMPOSIUM 2025 ―これからの学び・教育の可能性を考えるシンポジウム
これからの、学び・教育ってなんだろう?
正解のない複雑な課題が増える現代において、自分ならではの視点を育み、試行を通して考えるアプローチは、アート教育・デザイン教育が培ってきた重要な力であり、初等教育から社会人の学び直しまで幅広い可能性を持っています。
武蔵野美術大学では、昨年度に続き、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)および北海道大学との共創の場支援プログラム(COI-NEXT)を通じて、創造的思考力の育成や若者の学びに関する研究を進めてきました。こうした取り組みを背景に、2025年度も「MANABI DESIGN SYMPOSIUM 2025 ― これからの学び・教育の可能性を考えるシンポジウム」を開催しました。
今年度は、安斎勇樹氏(株式会社MIMIGURI/東京大学大学院 客員研究員)と末永幸歩氏(アート教育実践家・アーティスト)をゲストにお招きし、両氏のトークを中心に学びの未来について議論を深めました。また、学生による学びのデザインや教育実習生と美大生の協働研究、アーティスト・デザイナーによる教育実践などの事例も紹介し、創造性教育の実践者とともに、今後の教育に向けた視点を共有しました。
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開催概要
日時 : 2025年2月22日(土)14:00-17:30
会場 : 武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス7階 コワーキングスペース「Ma」
プログラム :
【オープニング】
【発表セッション】
● ゲスト講演
– 末永 幸歩(アート教育実践家・アーティスト Art educator / Artist)
– 安斎 勇樹(株式会社MIMIGURI 代表取締役 Co-CEO、東京大学大学院情報学環客員研究員)
● 美大生の学びのデザインプロジェクト
– 武蔵野美術大学造形構想学部クリエイティブイノベーション学科学生
– 山内 佑輔(新渡戸文化学園VIVISTOP NITOBEチーフクルー)
● 高校生・社会人に向けた価値創造人材プログラム
– 岡 碧幸(アーティスト/武蔵野美術大学特任研究員)
– 安斎 勇樹
– 長谷川 敦士(本学造形構想学部クリエイティブイノベーション学科主任教授)
● 教育大生に向けた学びのデザインプロジェクト
– 伊勢 壮太(武蔵野美術大学ソーシャルクリエイティブ研究所)
– 末永 幸歩
【クロージング】
シンポジウム動画
当日のシンポジウムの様子は、下記よりご覧いただけます。
シンポジウム冊子
シンポジウムの講演内容をまとめた冊子です。