TEACHERS講師

山﨑 和彦
Kazuhiko Yamazaki

武蔵野美術大学ソーシャルクリエイティブ研究所特別研究員 / Xデザイン研究所共同創業者/すさみの美術大学理事

京都工芸繊維大学卒業、神戸芸術工科大学大学院博士(芸術工学)号取得、東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程単位取得満期退学。日本IBM株式会社UXデザインセンター担当マネージャー(技術理事)、グッドデザイン賞選定委員、日本デザイン学会理事、日本インダストリアルデザイン協会理事を歴任。千葉工業大学教授/ 武蔵野美術大学教授を経て現職。社会をよくするためのデザイン、ビジョンとプロトタイプによる実践研究を目指す。

石川 卓磨
Takuma Ishikawa

武蔵野美術大学准教授

1979年千葉県生まれ。2004年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。 美術家、美術批評家。武蔵野美術大学准教授。 芸術・文化の批評、教育、製作などを行う研究組織「蜘蛛と箒(くもとほうき)」を主宰。絵画、写真、映像などの複数のメディアの関係性を捉え直す作品を制作している。アートと社会の接点を重視しながら、近現代美術をリサーチ対象にしている。

中﨑 透
Tohru Nakazaki

美術家 / 武蔵野美術大学教授

1976年茨城生まれ。武蔵野美術大学大学院造形研究科博士後期課程満期単位取得退学。美術家。武蔵野美術大学教授。言葉やイメージといった共通認識の中に生じるズレをテーマに自然体でゆるやかな手法を使って、看板をモチーフとした作品をはじめ、パフォーマンス、映像、インスタレーションなど、形式を特定せず制作を展開している。展覧会多数。2006年末より「Nadegata Instant Party」を結成し、ユニットとしても活動。2007年末より「遊戯室(中﨑透+遠藤水城)」を設立し、運営に携わる。2011年よりプロジェクトFUKUSHIMA!に参加、主に美術部門のディレクションを担当。

長澤 忠徳
Tadanori Nagasawa

武蔵野美術大学名誉教授、学校法人武蔵野美術大学理事長

1953年富山県生まれ。1978年武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科卒業。1981年Royal College of Art, London修士課程修了。1984年富山県イメージディレクター(1984−2002年)。1986年有限会社長澤忠徳事務所設立、代表取締役就任。1987年Design Analysis International Ltd.(London)設立に参加、日本代表。1993年東北芸術工科大学デザイン工学部助教授。1999年武蔵野美術大学造形学部デザイン情報学科教授就任。2015年武蔵野美術大学学長就任。2016年Senior Fellow of the Royal College of Art.2023年11月学校法人武蔵野美術大学理事長就任。

牛丸 維人
Masato Ushimaru

KESIKI プロジェクトリード / 写真家

飛騨高山生まれ。一橋大学社会学部卒業後、リクルートにてメディア・SaaSプロダクトの事業戦略立案・推進に従事。その後オーフス大学(デンマーク)で映像人類学の修士号を取得。在学中にはフィリピン北部での長期フィールドワークを実施し、視覚障害当事者によるケア実践と社会運動に関するエスノグラフィ執筆、民族誌映画制作を経験。在学中よりカルチャーデザインファームKESIKIに参画し、企業のカルチャー変革から中央省庁の政策コンセプトまで様々なデザインプロジェクトをリードする。写真家としても活動し、フィールドワークとリサーチを起点としたドキュメンタリー写真を多数発表。国内外での制作や展示に取り組む。

安西 洋之
Hiroyuki Anzai

De-Tale ltd / モバイルクルーズ(株)
ビジネス+文化のデザイナー

いすゞ自動車で欧州カーメーカーへの大型コンポーネントの量産供給プロジェクトに関与した後、1990年イタリアに移住。プランナーとして第一歩を踏み出し、デザイン、家具、建築、ハイテク、食品など多岐の分野に関与。2000年代より、デジタル製品の欧州向けローカリゼーションに取り組み、異文化理解の必要性の認識を広げるべく活動。2017年、ベルガンティの『突破するデザイン』の監修をつとめ、意味のイノベーションのエバンジェリストとして活動。意味のイノベーションの事例つくりとしてラグジュアリーの新しい方向性を探索している。また、イタリアの地域の概念としてのテリトーリオをデザイン文化の一端としてリサーチ中。

吉良 栞
Shiori Kira

富士通株式会社 / 北海道大学産学連携研究員 / すさみの美術大学代表理事

1994年愛知県生まれ。2018年から富士通株式会社に所属し、プロジェクトマネージャーとして従事。現在、北海道大学へ出向し産学連携研究員を務める。武蔵野美術大学クリエイティブリーダーシップ学科修士課程修了。「なぜ人は子どもを望むのか」について、自身の体験を動機に研究を進める。2023年より、和歌山県すさみ町と武蔵野美術大学の産学プロジェクトをきっかけに、(社)すさみの美術大学を設立し、理事となる。

木下 和也
Kazuya Kinoshita

すさみ町観光協会 / すさみの美術大学理事 / NPOゆめづくりプロジェクト理事/ 株式会社peaceful社外取締役

1985年生まれ。大阪美容専門学校卒業後、ヘアメイクアップアーティストとして2年活動後、趣味が高じて近畿大学水産研究所種苗研究職員として働く。その影響で魚類を研究するべく沖縄へ渡航、琉球大学海洋自然科学へ。魚類の生態について研究、釣りや魚が好きということもあり、釣り具メーカーと契約しプロの釣り人に。中退後、海外に行き魚釣りや自然をテーマに世界中を散歩。コロナ後、生き方を選択するために故郷すさみに14年ぶりに帰省。すさみ町で観光協会の運営や町づくりに注力中。

岩﨑 友彦
Tomohiko Iwasaki

すさみの美術大学理事/すさみキャンパス代表理事/南紀熊野ジオパークガイド/筑波大学非常勤講師

筑波大学自然学類地球科学専攻卒業。株式会社朝日広告社でコピーライター、株式会社枻出版社で編集者・クリエイティブディレクターを経て、PEACS株式会社でコンテンツ制作チームをマネージし、独立。武蔵野美術大学造形構想研究科修士課程修了。同産学PJで訪れた和歌山県すさみ町で2拠点単身赴任中。”課題先進地は日本の先進地”と捉え、地域と都市を接続しながら社会をどう前進させていけるのか探索とプロトタイピングを小さく重ね続けている。

新井 佑
Tasuku Arai

株式会社mokumoku 代表取締役社長 / NPO法人neomura 代表理事 / 一般社団法人すさみの美術大学 理事 / 武蔵野美術大学 ソーシャルクリエイティブ研究所 連携研究員 / 用賀商店街振興組合理事

株式会社リクルート、株式会社アサツー ディ・ケイ(ADK)を経て、独立・起業。狭義のデザイン提案に留まらず、「面白がること」「遊び心」など姿勢そのものもデザインと捉え、営利・非営利を横断して活動中。20年間続く市民主体の夏祭りの主催や、ゴミをアートと見立てるクリエイティブ清掃活動、コミュニティ農園を通じた多世代型居場所づくりなど、自律共生社会の実現に取り組む。2023年、武蔵野美術大学大学院造形構想研究科クリエイティブリーダーシップコース(Master of Arts)を修了。現在は同大学ソーシャルクリエイティブ研究所連携研究員として個人の問いを社会の活力につなげる「哲学の社会実装」をデザインアプローチから探究中。