TOPICS

VCP for Leadership 開講のご案内

  • LEADERSHIP

感情・信念・美意識を磨く、経営層向けリーダーシップ育成プログラム

「VCP School」のコンセプトを基本とし、企業の経営層(執行役員クラス)が抱える課題特定力や意思決定における課題と向き合うPBL型プログラムです。

Leadership as Design —— 企業経営は多彩な創造力と柔軟な意思決定が求められる極めてデザイン的な営みです。本プログラムは美大だからこそ提供できる創造性豊かなアプローチによって、従来のモノの見方や関係性のあり方に新しい発見をもたらします。 プログラムを通して、経営幹部としての感情・信念・美意識を磨き、困難な時代に経営を推進するしなやかなリーダーシップを習得します。

プログラム概要

・Day1. Art Exercise / 創造性を解放する 
身体性を伴うアート体験により、日常的に凝り固まった思考や視点をほぐし、誰もが本来持っている創造性の種を開花させます。

・Day2. Future Foresight / 未来を統合する
マテリアリティテーマなどを起点に社会課題と向き合い、理想と現実を往復しながら二項対立の間にある未来を創造します。

・Day3. Decision Design / 意思と向き合う
セルフアウェアネスを磨き、経営者の感情に憑依することで、合理性だけでは成立しない複雑な意思決定の思考を体得します。

求める人材

企業等で経営の意思決定に関わるポジションに携わる方(ex. 本部長〜執行役員クラス推奨)

得られる力/目指す姿

・クリエイティブコンフィデンス:自身の中にある創造性を自覚し、創造することへの自信を得る
・創造的構想力:二項対立する状態から第3の解を導き出し、あるべき未来を描く力を身につける
・ネガティブケイパビリティ:複雑性や曖昧さを受け入れ、より良い意思決定を導く力を体得する

スケジュール

2025年11月22日(土)10:00-17:00
Day1. Art Exercise / 創造性を解放する

2025年12月6日(土) 10:00-17:00
Day2. Future Foresight / 未来を統合する

2026年1月10日(土) 10:00-17:00
Day3. Decision Design / 意思と向き合う

会場

2025年11月22日(土)
武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス4階

2025年12月6日(土)/2026年1月10日(土)
武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス7階「Musashino Art University Ichigaya Campus Co-Creation Space Ma」

受講料およびアンケート協力について

本プログラムは、本学が本年度採択された文部科学省事業「リカレント教育エコシステム構築支援事業」の一環として開講するものです。初年度の実施にあたり、本年度の受講料は無料となっております。
なお、今後の事業の改善や成果の把握を目的として、アンケート等へのご協力をお願いしております。
何卒ご理解・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

受講の認定について

本プログラムの受講者には本学よりデジタルバッジを発行いたします。

応募方法・選考について

1.下記メールより参加の意思についてご連絡ください。
  武蔵野美術大学 連携共創チーム
  ichigaya_campus@musabi.ac.jp
2.応募に必要なフォームをメールにてお送りします。
3.ご記入いただいた内容をもとに受講者の選考を行わせていただきます。
4.選考結果につきましては、メールにて個別にお送りします。

講師

DAY1

石川卓磨 ISHIKAWA Takuma (武蔵野美術大学 クリエイティブイノベーション学科准教授)
1979年千葉県生まれ。2004年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。
美術家、美術批評家。芸術・文化の批評、教育、製作などを行う研究組織「蜘蛛と箒(くもとほうき)」を主宰。絵画、写真、映像などの複数のメディアの関係性を捉え直す作品を制作している。アートと社会の接点を重視しながら、近現代美術をリサーチ対象にしている。

岡碧幸 OKA Miyuki (武蔵野美術大学 特任研究員)
事物の並び替えによって解体される文脈と生成される意味に注目しながら、インスタレーションや映像を制作、実験的デザインやパフォーマンス的介入を行う。STRP ACT(2020)ほか受賞。北海道大学農学部卒、英ロイヤルカレッジオブアート情報体験デザイン修了(MA)

DAY2・DAY3

岩嵜博論 IWASAKI Hironori (武蔵野美術大学 クリエイティブイノベーション学科教授)
1976年滋賀県生まれ。国際基督教大学教養学部卒業、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程、イリノイ工科大学Institute of Design修士課程、京都大学経営管理大学院博士後期課程修了。
博士(経営科学)。博報堂においてマーケティング、ブランディング、イノベーション、事業開発、投資などに従事した後現職。著書に『機会発見―生活者起点で市場をつくる』(英治出版)など。

小川望 OGAWA Nozomu (株式会社ユーザベース 執行役員/ストラテジックデザイナー )
大手広告会社を経て2014年にリクルート入社。保育関連事業「キッズリー」を立ち上げ事業運営を推進。 2018年ドリームインキュベータ入社。ブランディング組織を立ち上げ、自社および投資先企業のブランディングに従事。 2024年より現職。企業理念を軸とした組織人材支援事業を管掌。
グッドデザイン賞ベスト100、キッズデザイン賞等受賞。武蔵野美術大学大学院造形構想研究科造形構想専攻修士課程修了(MA)。

加藤達也 KATO Tatsuya (経営アドバイザー)
大手小売業での実務経験を起点に、経営コンサルティングファームを経て、変革期にある小売・サービス・外食企業で事業本部長、執行役員、取締役など経営中枢を歴任。㈱イートアンドホールディングス取締役を退任後は、経営アドバイザーおよびエグゼクティブ・コーチとして活動中。
慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(EMBA)。2026年3月武蔵野美術大学大学院造形構想研究科修士課程修了予定(MA)。 

お問合せ・お申込み

武蔵野美術大学 連携共創チーム
ichigaya_campus@musabi.ac.jp