PROGRAM

DAY 1-1

1.14 TUE

18:00-20:30

オリエンテーション

本講座では、VUCA時代における観光業の課題に応えるべく、顧客価値を重視する「エクスペリエンスデザイン」や、顧客と提供者やその他の利害関係者の体験を俯瞰し包括的に捉える「サービスデザイン」を活かして、顧客の記憶に残る滞在体験の創出を目指すためのイノベーション開発のアプローチを概説します。

武蔵野美術大学造形構想学部 教授
丸山 幸伸

  • デザイン
  • エクスペリエンスデザイン
  • サービスデザイン
DAY 1-2

1.14 TUE

18:00-20:30

都市における体験を考察するためのアート

観光とアートは深い結びつきを持っています。どちらも日常とは異なる視点を体験し、文化、自然、地域に新しい価値観と理解を提供する活動です。情報化社会の進展により「美」や「体験」は多様化しています。本講座では、観光とアートの関係を掘り下げ、新しい観光のかたちを考えます。

武蔵野美術大学造形構想学部 准教授
石川 卓磨

  • アートツーリズム
  • センソリー・アーバニズム
  • 都市のアイデンティティ
DAY 2

1.21 TUE

18:00-20:30

アート&デザインが息づく街づくり

近年、東京には様々な文化複合施設が誕生し、新たな人や経済の流れを生む事例が散見されるようになり、これまで以上に文化全体としての新たな都市景観の形成が期待されています。本講座では都市とアートの新しい関係性を中心に、国内外の先行事例とその考え方を紹介します。

Yumiko Chiba Associates
千葉 由美子

  • アート
  • ギャラリー
  • ソフト駆動型まちづくり
DAY 3

1.28 TUE

18:00-20:30

インバウンド顧客が期待する
“TOKYO”

東京の街並みや文化が旅行者を魅了し、それを支える日本人の細やかなサービスが高い満足感を生んでいます。しかし残念ながら努力が価格に反映され、競争力に繋がっているケースは稀です。本講座ではJR東日本のモダンラグジュアリーホテルでの実例を通じて、新たなホスピタリティのあり方を紹介します。

メズム東京、オートグラフ コレクション 総支配人
生沼 久

  • インバウンド旅行者
  • ホスピタリティ
  • ラグジュアリー
  • 東京ホテル
DAY 4

2.4 TUE

18:00-20:30

無意識の差別や障害に気づくためのデザイン

社会が多様性を認め合い、すべての人の人権と尊厳を尊重するため、公共空間やアプリに配慮が求められます。
令和3年に障害者差別解消法が改正され、合理的配慮の提供が義務化。
本講座では、ユニバーサルデザインの視点からそのポイントを解説します。

清泉女学院大学 准教授 / デジタルハリウッド大学 客員教授
榊原 直樹

  • 合理的配慮
  • ユニバーサルデザイン
  • 社会的包摂
  • アクセシビリティ
DAY 5

2.15 SAT

13:00-17:00

ワークショップ

これまでの座学によって得られた視点をもとに、都内のフィールドにて写真撮影や素描などのワークを経て気づきをまとめ、
その視点をもとにしたサービスアイデアの機会について考えるワークショップを行います。

武蔵野美術大学造形構想学部 教授
丸山 幸伸

武蔵野美術大学造形構想学部 准教授
石川 卓磨

DAY 6

2.17 MON

13:00-17:00

プレゼンテーション&講評

ワークショップの成果発表と、一連の学びを終えたフィードバックを相互に行い学びを定着させます。

武蔵野美術大学造形構想学部 教授
丸山 幸伸

近年、東京は国内観光のみならず、欧米、東南アジアなどからの観光地として人気を集めています。伝統的な建築や近代的なビル群など多くの名所がありますが、リピート客を引きつけるためには、独自の豊かな時間を提供できるサービスやコンテンツの開発が求められます。本講座では講義と演習を通して、アートとデザインの視点による新たな観光資源の開発について、受講者と講師と共に考えます。

※各プログラムにおいて、講師の判断により終了時間が延長される場合があります。

TEACHERS

丸山 幸伸
武蔵野美術大学造形構想学部 教授

プロダクトデザインを担当後、2001年にインタラクションデザイン、2006年にサービスデザイン、2010年にビジョンデザインを組織内に立ち上げ、2014年に渡英し英国デザインラボ長としてエネルギー、鉄道システム他のデザイン、帰国後はライフサービス事業分野をリード。これら業務経験を活かしイノベーション人材教育にも従事。2023年より本学専任教員、および日立製作所研究開発グループ主管デザイン長を兼務。

石川 卓磨
武蔵野美術大学造形構想学部 准教授

1979年千葉県生まれ。2004年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。 美術家、美術批評家。 芸術・文化の批評、教育、製作などを行う研究組織「蜘蛛と箒(くもとほうき)」を主宰。絵画、写真、映像などの複数のメディアの関係性を捉え直す作品を制作している。アートと社会の接点を重視しながら、近現代美術をリサーチ対象にしている。

千葉 由美子
Yumiko Chiba Associates

1998年アーティストマネージメント及びプラニングオフィスとしてYumiko Chiba Associatesを設立。高松次郎のエステート(The Estate of Jiro Takamatsu)、自社ギャラリー運営、アーティストプロモーション・管理業務を手がける一方で、美術館での企画、アート・バーゼル香港、パリ・フォトなどの国際的なアートフェアへの出展、企業のアートワークやギャラリースペースの運営・展覧会企画といったコーディネート業務を行う。

生沼 久
メズム東京、オートグラフ コレクション 総支配人

1994年、ウェスティンホテル東京の開業メンバーとなったのち、2008年よりシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルの宿泊部長・副総支配人を歴任。2017年には、モクシー東京錦糸町に総支配人として着任。2018年6月に日本ホテル(株)に入社、同年10月に竹芝開業準備室長に。その後、2019年6月に同社執行役員就任。10月に現役職となる。また、2023年4月には東海大学観光学部観光学科の客員教授に就任、現在に至る。

榊原 直樹
清泉女学院大学 准教授
デジタルハリウッド大学 客員教授

IT分野におけるユニバーサルデザインをテーマに様々な調査・研究をおこなう。またJISやISO等の標準化活動において、高齢者・障害者配慮設計指針の策定委員などを務める。
著書に「改訂版 情報社会のユニバーサルデザイン」(共著、放送大学教材、2019)、「高齢者のためのユーザインタフェースデザイン-ユニバーサルデザインを目指して」(翻訳、近代科学社2019)など。

SUMMARY

開講日 2025年1月14日(火)~2月17日(月) ※内合計6日間
受講料 無料
定員 25名程度(応募多数の場合、選考により決定)
開講場所 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス(東京都新宿区市谷田町1丁目4)
対象者
  1. 観光関連事業に従事(予定を含む)する、東京都内に在住・在勤の方
  2. 文化資源、観光やまちづくりに興味のある方
修了証授与 原則としてすべての対面授業に出席。皆勤受講者には修了証を発行します。
東京都「大学等と連携した観光経営人材育成事業」について
東京都では、観光関連事業者の経営力向上を図り、観光産業の活性化につなげることを目的として、大学等と連携して観光関連事業に従事する者等に向けた新たな教育プログラムの開発等の支援事業を実施しています。武蔵野美術大学は2024年度より連携大学に選定されています。

SCHEDULE

1 出願期間 2024.12.2 MON ~ 2025.1.7 TUE
2 説明会
1回目
2024.12.12 THU 19:00~20:00

2回目
2024.12.17 TUE 19:00~20:00

※説明会の様子は、動画でもご覧いただけます。


▶説明会の予約はこちら

3 プログラム開講 2025.1.14 TUE ~ 2.17 MON 

※内合計6日間

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