なぜ、
和歌山県すさみ町なの?

理由1

すさみで出会った、町とのつながり。
だからこそ、チャレンジできる土壌がある。

和歌山県の南端に位置する、人口3,400人ほどの小さな町、すさみ町。でもこの町の魅力は、豊かな自然だけではありません。外から訪れる“よそ者”に対して、まず「話を聞こう」としてくれる“仲間たち”がいます。「どこから来たの?」から始まり、「それだったらこんな人がいるよ」「じゃあやってみようか!」と大きな懐で、全力で受け入れてくれる土壌があります。それが町のすべてではないけれど、確かにそうした関係が育まれてきている場所。すさみ町は、住民たちの日々の営みや暮らしの中に潜り込んで、実社会の中で自分起点の価値創造を実践する最適な場所だと言えます。

すさみで出会った、町とのつながり。 だからこそ、チャレンジできる土壌がある。
理由2

町から見た、すさみの可能性。

このたび、「VCP for LIFE PROJECT」がすさみ町で実施されることを、心より歓迎します。すさみ町は、古くから海とともに生き、町内外の交流を通じて多様な文化や産業を育んできた町です。「よその人を大事にしなさい」という言葉に象徴されるように、外から来る人や新たな視点を受け入れ、共に未来をつくる気風が息づいています。自らの生き方を見つめ、社会とつながるプロジェクトを育てる皆さんの取り組みが、町に新たな風を吹き込んでくれることを心から期待しています。自然豊かなこの町での対話と実践が、皆さんの思索を深める機会となることを願っております。

(和歌山県 すさみ町長 岩田勉)

町から見た、すさみの可能性。

すさみ町役場へ出向し「フェーズフリーな町づくり」を進めています。南海トラフ地震等への備えと日常生活での活用を両立するICTの実装を目指します。(例:ドローン物流)この町は変化に前向きで「せっかくすさみに来てくれたなら」と町外企業連携も「やってみよらい!」と受け入れ、共に未来を考えることが出来ます。

木村 篤

木村 篤

ソフトバンクよりすさみ町役場へ出向

奈良の地域企業に10年勤め、コロナ禍で会社を退職。現在はすさみ町に移住し、新たな観光拠点「FRONT110」の立ち上げをサポート、町民3,400人の個性を磨く地域ブランドの確立や伴走支援を行うほか、地元漁師さんらとともに未利用魚の六次化や新たな教育旅行の形として「生き方を耕す」生業体験などに取り組んでいます。

源口 葉月

源口 葉月

編集/企画/地域コーディネーター

名古屋のスタバでブラックエプロンを務めていましたが、10年前にすさみに移住したら美味しいコーヒーが飲めるお店が地域になくて。閉じていた喫茶店を借りて自分で始めたら人の繋がりが生まれて、アートが好きなので展示も実施したり、子育ても両立しながら経営者として自分色に変えていけるのが今、とても楽しいです。

田中 絵里

田中 絵里

Sea coffee & espresso オーナー

理由3

今、『すさみ町×武蔵野美術大学』で
育まれていること

︎すさみ町と武蔵野美術大学との連携協定の締結

武蔵野美術⼤学と和歌⼭県すさみ町は、連携協⼒に関する協定を締結し、地域社会の発展と⼈材の育成に寄与することを⽬的として、連携協⼒に 関する協定書に基づき、密接な連携協⼒を図っています。

連携事項
(1)空家・空地の課題解決のための連携
(2)創造性を育成するための連携
(3)観光振興のための連携
(4)地域産業や⽂化芸術振興のための連携
(5)地域活性化のための連携
(6)その他両者が協議して必要と認める連携

すさみで出会った、町とのつながり。 だからこそ、チャレンジできる土壌がある。

「一般社団法人すさみの美術大学」の設立

武蔵野美術大学の大学院生・学生が産学連携プロジェクトですさみ町に滞在したことをきっかけに、学生とすさみ町の両者有志による「一般社団法人すさみの美術大学(すさび)」を設立。
「すさび」は、校舎もカリキュラムもないけれど、すさみ町を通して出会った仲間たちが、自分の想いや関心を持ち寄りながら、ともに何かをつくる活動をしています。すさみアートキャンプ、すさみアートギャラリー、ふるさと合宿、毎年恒例の餅まきなど、それぞれの妄想をアートやデザインを通じて、カタチにする「ライフ・プロジェクト」を続けています。

すさみで出会った、町とのつながり。 だからこそ、チャレンジできる土壌がある。

活動実績

1.すさみアートキャンプ

すさみアートキャンプは、和歌山県すさみ町を舞台に、2年に一度、3日間だけ開催する芸術祭(ビエンナーレ)です。「仲良くなるって、美しい。」をコンセプトに、様々な境界を超え、すさみ町ならではのアートをともに対話し、考え、悩み、つくっていく創造的な営みです。第2回目の今年は、2025年11月14日(金)〜16日(日)に開催予定。

2.すさみアートギャラリー

すさみアートギャラリーは、2024年に旧国保すさみ病院をリノベーションして作られたアートギャラリー。すさみの美術大学のメンバーが設立や運営に関わっています。すさみを素敵だと思う人たちの表現・発信の場として、アートやデザインを通じて人々の交流を生み出す装置として、町内の人と共創しながら、町外の人と協働しながら、すさみに生まれる文化の萌芽を、世界に向けて育てています。

すさみで出会った、町とのつながり。 だからこそ、チャレンジできる土壌がある。

3.ふるさと合宿

ふるさと合宿は、2023年に初開催した滞在型のプログラムです。プログラムでは、実際にすさみ町の地を訪れ、デザイン的な態度を学びながら、すさみの土地で遊び、学び、町の人々と一緒に活動します。テーマは年によって異なりますが、2023年にはすさみ町を舞台にした「自分の探究活動」を行い、妄想を行動にし、プログラムの終わりには「SUSAMI地域体感型スポーツフェスティバル2023」の縁日での出し物を企画して、実際に出店しました。

すさみで出会った、町とのつながり。 だからこそ、チャレンジできる土壌がある。