VCP for LIFE PROJECT とは?
武蔵野美術大学の「価値創造人材育成プログラム(VCP)」に、地域でのフィールドワークを加えた特別プログラムです。地域(和歌山県すさみ町)で3日間の実践的な演習も含めた全10日間のプログラムを通じて、ライフ・プロジェクトという視点での、新規事業や新規プロジェクトを創出するための思考や実践力を獲得します。

説明会
下記日程にて説明会を開催いたします。
本プログラムについて、詳細を知りたい方は、ぜひお気軽にご参加ください。
講師によるプログラムの内容説明とライフ・プロジェクトの事例を紹介し、対話の時間を設けます。各日、最大1時間を予定しております。
なお、説明会に参加されなくても、本プログラムへのお申し込みは可能です。
説明会の録画をご覧になりたい方は、お問い合わせください。
一次募集
1回目6/14 (土) 10:30 - 11:30(オンライン)
2回目6/20 (金) 19:30 - 20:30(対面・オンライン)
3回目6/26 (木) 19:30 - 20:30(オンライン)
※6/20(金)の対面説明会は武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパスにて実施します。オンラインとハイブリッドの開催を予定しています。
二次募集
4回目7/3 (木) 19:30 - 20:30 (オンライン)
※応募状況により、中止することがございます。予めご了承ください。

なぜ、
和歌山県すさみ町なの?
GOALS得られるスキル|目指す姿

価値創造力
新しいビジネス、事業(価値)を創造できる。

課題発見力
観察により、複雑で本質的な課題や問いを見出せる。

リーダーシップ
創造的思考を用いて社会、企業等を牽引できる。

表現力
アイデアを他者に、魅力的かつ的確に伝えられる。

構想力
アート&デザインを活用し複雑な課題を解決できる。

実践力
構想を机上の空論に留めず、実行に移せる。
SCHEDULEスケジュール
※プログラムの内容が変更する場合がございます。予めご了承ください。
創造的思考力の基礎習得
10:00 - 18:00
イントロダクションとアート視点を鍛える(アートプロトタイプ)
本プログラムの全体とライフ・プロジェクトに関する講義。創造的思考力の基礎となるアートの講義・制作ワークを実施します。
講師:山﨑和彦・石川卓磨 |

10:00 - 17:00
市ヶ谷のフィールドで観察力と批判力を鍛える(映像人類学とナラティブアプローチ)
ライフ・プロジェクトのための観察力と批判力を鍛える、映像人類学やナラティブアプローチの講義。市ヶ谷でのフィールドリサーチと映像制作ワークを実施します。
講師:牛丸維人・山﨑和彦 |
開講場所:武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス

10:00 - 17:00
市ヶ谷のフィールドで観察力と批判力を鍛える(フィールドアート)
自分の視点がいかに無意識の前提や制約に縛られているかに気づき、なにが見えていないかを知る、フィールドアートの講義と制作ワークを実施します。
講師:中﨑透・石川卓磨 |
開講場所:武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス

10:00 - 17:00
構想力を鍛える(意味のイノベーションと近接のデザイン)
意味のイノベーション、地域におけるラグジュアリー、近接のデザインやパーパスを学ぶ講義。日々の生活を構想するワークを実施します。
講師:安西洋之(イタリアからオンライン登壇)・山﨑和彦 |
開講場所:武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス

創造的思考力の実践演習
フィールドワーク in すさみ町
13:30 - 17:30
すさみ町のフィールドで対話と探索をし、課題設定する(ナラティブアプローチ)
ナラティブアプローチを用いた地域での対話と探索により、取り組むべき身近な課題発見を目的とた、フィールドワークとナラティブアプローチを実践します。
講師:木下和也・山﨑和彦 |
開講場所:和歌山県すさみ町

9:00 - 17:00
すさみ町のフィールドで視座を創造する(ブリコラージュとアクションリサーチ)
アクションリサーチとブリコラージュに関する講義。町でナラティブアプローチとアクションリサーチを実践します。
講師:岩﨑友彦・山﨑和彦・石川卓磨 |
開講場所:和歌山県すさみ町

9:00 - 16:00
すさみ町のフィールドでコンセプトをプロトタイピング(アクションリサーチとコンセプト提案)
アクションリサーチの分析と自律的なプロジェクトのコンセプト提案の講義。町でアクションリサーチの実践と町の人へのコンセプト提案と対話をします。
講師:山﨑和彦・石川卓磨 |
開講場所:和歌山県すさみ町

10:00 - 17:00
ライフ・プロジェクトを具体的なカタチにする(体験的プロトタイピング)
地域での体験も活用し、自律的なプロジェクトのための体験的プロトタイプを制作。メンターが伴走してライフ・プロジェクトを具体的なストーリーやカタチにします。
講師:山﨑和彦・吉良 栞 |
開講場所:武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス

10:00 - 17:00
ライフ・プロジェクトの実践への展開をする(社会実装と表現)
ライフ・プロジェクトの実践と社会実装に向けたプレゼンについての講義。メンターが伴走して、これまでの活動をベースに最終プレゼンテーションに向けた準備を行います。
講師:山﨑和彦・新井佑 |
開講場所:武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス

プレゼンテーションと講評・対話
10:00 - 17:00
ライフ・プロジェクトのプレゼンテーションと対話・コミュニティの発展
最終プレゼンテーション、講師/参加者からのフィードバック。今後に向けて講師からの講義とコミュニティ継続や発展のための作戦会議と対話をします。
講師:長澤忠徳・山﨑和彦・石川卓磨 |
開講場所:武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス


REQUIREMENTS募集要項
開講期間 | 2025/8/3(日) ~ 12/7(日) ※うち全10日間 |
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受講料 | 350,000円(税込) ※交通費・宿泊費は上記に含まれません。 ※受講料振込先等は、別途ご連絡いたします。 |
募集人数 | 30名程度 ※定員に達しない場合、催行中止となる場合があります。予めご了承ください。 |
開講場所 | 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス / 和歌山県すさみ町(Day5~7のみ) |
履修資格 |
1. 大学または短期大学を卒業した者 2. 本事業において、1と同等以上の学力があると認められた者 |
修了要件・履修証明 | 原則として開講する全てのプログラムに出席。最終プレゼンテーションにて成果を発表し、合格した受講生には修了を認め、学校教育法に基づく履修証明書を交付予定。 |
応募方法 | 下記の応募フォームより、ご応募ください。 ご記入いただいた内容をもとに、受講者の選考を行わせていただきます。 ※同一企業から複数名の応募は可能ですが、人数を調整させていただく可能性があります。 応募はこちら |
募集期間 | 一次募集:2025/6/2(月)~ 6/25(水)※定員に達し次第終了 二次募集:2025/6/30(月)~ 7/11(金)※定員に達し次第終了 |
選考結果通知 | 一次募集通知:2025/6/27(金)以降/ 二次募集通知:2025/7/14(月)以降 |
求める人物像
- 企業等において、新たな事業やサービスを開発・提案しようとする人
- 組織等において次世代のリーダー候補となる人
- スタートアップ経営者
- 地域の課題に取り組む行政関係者
- 既存のビジネスモデルにおいて課題を持ち、新規事業を起こそうとする人
- 創造的思考力を用いて、社会的イノベーションを起こそうとする人
得られるスキル|目指す姿
- 価値創造力:新しいビジネス、事業(価値)を創造できる。
- 課題発見力:身近なところを観察し課題を見い出せる。複雑な課題から本質的な課題を見い出せる。
- リーダーシップ力:クリエイティブ思考を用いて社会、企業等を牽引できる。
- 表現力:アイデアを他者に、的確に伝えられる。
- 構想力:複雑な課題の解決をアートやデザインの手法を用いて行える。
- 実践力:構想を実行に移すことができる。

TEACHERS講師

山﨑 和彦
Kazuhiko Yamazaki
武蔵野美術大学ソーシャルクリエイティブ研究所特別研究員 / Xデザイン研究所共同創業者/すさみの美術大学理事

石川 卓磨
Takuma Ishikawa
武蔵野美術大学准教授

中﨑 透
Tohru Nakazaki
美術家 / 武蔵野美術大学教授

長澤 忠徳
Tadanori Nagasawa
武蔵野美術大学名誉教授 / 学校法人武蔵野美術大学理事長

牛丸 維人
Masato Ushimaru
KESIKI プロジェクトリード / 写真家

安西 洋之
Hiroyuki Anzai
De-Tale ltd / モバイルクルーズ(株)
ビジネス+文化のデザイナー

吉良 栞
Shiori Kira
富士通株式会社 / 北海道大学産学連携研究員 / すさみの美術大学代表理事

木下 和也
Kazuya Kinoshita
すさみ町観光協会 / すさみの美術大学理事 / NPOゆめづくりプロジェクト理事/ 株式会社peaceful社外取締役

岩﨑 友彦
Tomohiko Iwasaki
すさみの美術大学理事/すさみキャンパス代表理事/南紀熊野ジオパークガイド/筑波大学非常勤講師

新井 佑
Tasuku Arai
株式会社mokumoku 代表取締役社長 / NPO法人neomura 代表理事 / 一般社団法人すさみの美術大学 理事 / 武蔵野美術大学 ソーシャルクリエイティブ研究所 連携研究員 / 用賀商店街振興組合理事
FAQよくあるご質問
なお、全日程にご出席いただけない場合は、履修証明書を交付できないことがございますので、あらかじめご了承ください。欠席のご事情によっては、後日録画視聴などによるフォローアップを検討いたします。
- 本学が90年以上続けてきた造形教育の知見を最大限活用したPBL型プログラム
- 各回で本学教員、講師やアーティスト、企業等の人材による講義(インプット)を行った上で、ワーク(アウトプット)を行う
- クリエイティブ領域で活躍する人材による多様なメンタリングを複数回受けられる
- フィールドワーク、作品制作などを通じてアートとデザイン両方の側面から多様な視点を獲得できる
- ライフ・プロジェクトを実現できる土壌にあるフィールドと繋がりを持てる
- 企業等において、新たな事業やサービスを開発・提案しようとする人
- 組織等において次世代のリーダー候補となる人
- スタートアップ経営者・地域の課題に取り組む方
- 既存のビジネスモデルにおいて課題を持ち、新規事業を起こそうとする人
- 創造的思考力を用いて、社会的イノベーションを起こそうとする人